天国から?

12日の日曜日、自治会の会計監査が終わった。決算月が1月なのだ。
項目数が少ないので、大したことは無いのだが、何代か前の詳しい方が作ってくれたと言う、エクセルを使った会計ソフトが、作者の意図したとおりに働かなくなっていて、やや手間取った。
コードを入れれば自動で仕分け項目が入力されるはずが機能しなくなっていたり、途中のセルの数式が消えていたりで、結局数式のチェックや検算に手間取った。
エクセルの計算式のスキルがそれほどあるわけではないので、修正できないところもある。
それに集計は自動にはなっていない。
自家用に使用している、すべて自動でやってくれる会計ソフトのようなわけにはいかない。


総会は4月にあるがとりあえずやれやれである。


そんなこんなで慌ただしくしていた先週のこと、友人宅でオーディオ装置をいじくっていた時のことである。(興味と関心があることは常に優先、面倒なことは後回しは、身についた習性である)


ポケットの携帯電話が振動する。いつもなら設定した黒電話のリングトーンが鳴るはずなのに、聞いたこともない静かな柔らかい電子音が聞こえ、あ、私の電話?と画面を見れば、表示されていた相手はなんと!一昨年の暮に急逝した、旧知の友人、仕事ももらっていたS社長からである。


だが、出ると切れていた。
えっ、そんな筈は、と思いながら、しばらくするとまた同じ呼び出し音の電話、
またもS社長からである。今度はすぐ出たのにまた切れた。
過去に登録した番号をほとんど消さずに放りっぱなしの電話帳だが、もし彼が使っていた番号がほかの人に使われたとしても、私の番号に掛かってくるわけがないし。


不思議な感覚にとらわれながら、後刻、現在の社長である次男に電話で確認した。
使用していた電話番号はとっくの昔の廃止したと言う。


判ってみれば、何のことは無い、会社から事務員が電話したのであった。消していなかった彼の登録内に会社の番号も登録してあり、不思議でも何でもないのであった。連絡はすべて携帯で、事務所からかけてきたことは一度もなかったのである。


ただし、呼び出し音が設定なしになっていて、聞いたことがない音になっていたことは、理解できない。
最近、設定した覚えがないのに、変更されてしまっていることがよくあって、いい加減にしてくれと思っているのである。
昨日は、指紋認証がなかなか反応しないので、電源ボタンの認証部分を布でこすって掃除していると、電話口から「もしもし」と。
なんと110番に掛かっていた!
なんでそうなるのか、再現できない。そんな機能があるのか?
歳のせいでボケてきたから? 



そんなこたーない!!