躊躇するは損

さんざんこねくり回したメインのパソコンだが、結局再インストールした。


結論から言えば、さっさと決断して初期状態にすれば、回り道をして余計な散財をしなくて済んだのである。
Dドライブが不調をきたしたときに、アクセスできる段階で、レスキューソフトで救出しておれば、
ソフトを再構築する手間など必要なかった。
だが、なまじ中途半端に取り出せたために、その後アクセスできなくなって全部を取り出すのが困難になった。現在一番確実で安く上がるという業者のコストは、3TB HDDで、22万円である。


暮にSSD増量化に失敗して、起動しなくなったことがさらに拍車をかけた。
切り替えに成功したもののパーテーションを切りなをそうとして、起動しなくなったため、一部レスキューしたDドライブをサブ機からUSBケーブルでつないで使っていた。このDドライブは、4TBに増量してあった。
このケーブルのコネクターが緩くて、ケーブルに触っただけで抜けてしまったのである。
せっかく救出した内容にアクセスできなくなった。


こういうときに役だつというソフトを無理して購入してみたものの、私のスキル不足か使いこなせないため、宣伝通りには操作できないし、結果屁のツッパリにもならない結果になった。


これ以上は時間の無駄と判断、Cドライブを初期状態に戻すことにしたのであった。
この時、今までのデータは残す設定で再インストール可能なので、マッサラになるわけではない。


結果、Dドライブに入れてあったソフトはもちろん、Cドライブに入っていたソフトは、全部設定のし直しが必要になったのだが、インターネットにアクセスした時の環境などは残るので、全ての環境を再構築することは無い。ブラウザのお気に入りや、ネットに上がっているデータ、サーバーに残っているメールデータなどは、もちろんそのまま使える。
それに8年間使う間に溜まった不要ファイルで消しようがなかったもの、判断が付かなかったものはきれいさっぱり消えたので、使い勝手は向上する。消去したファイル一覧が残ったが、膨大な量である。


ただ、困ったのは、レスキューしたのにほかの場所にバックアップを取っていなかった、買い切りのソフトのアクセスキーやパスコード、パスワードは、消えてしまった。
メールに残っていたものや、販売側でユーザー情報として保管してあるものは、問題ない。


久しぶりに年賀状を出して情報訂正した住所録は、幸いなことに、6月のデータレスキュー時点でNASに保存がしてあった。今年の分は年賀状があるので何とかなる。
住所録ソフトは、Win95の時代からつかっていたもので、当然インストールデスクはないため、これは、販売が終了してFreeソフトになり何年もたった時点で、これをSDカードに入れたものをオークションで手に入れ、これもC,、Dドライブ以外に保存していたので、継続が可能である。(そのご近年購入し毎年更新していたソフトは使えなくなったが、使っていなかったので問題ない)


最も肝心な会計関連ソフトは、サブ機専用で使っているので、これは正解であった。
パソコン黎明期、旧知の友人は、自分で作ったソフトやデータは、必ず5か所に保存する、と言っていたが、今更ながら感心する。現在の映像データなどは、容量が大きすぎて、とても無理ではある。