4回目?

4日は大学附属病院、6日は地域の病院で定期診察があった。


前者はガン再発が無いか一年一回の診察なのだが、病院の都合で一年先の予約
が取れなくなったために最長の6ヶ月目に予約を入れたもので、本来やらなくても良い診察であるが、取らないわけにはいかない、中継ぎのための余計な診療である。
本来はCTを撮るが、今回はレントゲンである。
昨年暮れに8年目にして再発が見られなかったために、主治医もつい本音を吐露したと記したが、今回も、レントゲン写真を見ながら、「最悪の腫瘍だったので、普通なら大体再発するが、何事も無くて良かった」と、除去前の握りこぶし大の癌細胞のCTスキャン写真を見ながらしみじみ語ったのであった。


「ところでコロナワクチン4回目は?」
「通知は来ましたが、4回目は止めます。打ちません。」
「そう、私も打ってない。4回目は同僚でも打つ人はほとんどいない。」
「インフルエンザワクチンは?」
「生まれてから今まで打ったことがありません。インフルエンザに罹ったこともありません。」
「そう!そう言う人も居るんだよね!」


予約患者数は3000人超えだが、主治医の担当患者は少なかったためか、暫く雑談したのであった。


ワクチン接種しない人より摂取した人の方が罹患率が高い、という統計結果が発表されたばかりである。そもそも、今回打とうというワクチンは、最初の株用で、変異株には対応していない、
元々効果が無いなど、色々な事実が分かった来たところで、それらの情報もフェイクで無いことが明らかだ。


後者は、毎月の糖尿病治療診察である。こちらは患者数がやや少なかったせいか、いつものベテラン看護師は、前回の慌ただしさから打って変わって、冗談を交えつつゆっくり採血したのであった。
診察は予約時刻を30分過ぎて呼び出された。
こちらは多数の患者を診なければならないため、必要最低限の会話。
「右肩が痛いんだって?」
「はい、3回目ワクチンを打ってから」
「𣛙出しておこうか?」
原因不明のまま薬を処方jされても困るので、もう少し様子を見る、と断った。
で、血糖値やヘモグロビンA1cの値がなかなか改善していないため、遂にもう一種類、薬の処方が増えてしまった。


    

2007年7月7日会津駒から中門岳