3D用ソフト最新版

3D映像は静止画にしても動画にしても、裸眼で観る以外は、特別な器具や機械が必要なこともあって、
何十年かおきに流行っては廃れ、撮影機器や再生機器が進化して色々なことが可能になっても、一時は流行っても、主流にはならなかった。


民生用でも、高精細の方向への進化は著しいが、3D機材は高精細へ行く前に消え去ってしまった。
映画でも日本では採算が取れないという理由で早々と制作しない方向へ進んだ。
大型スクリーンでの迫力はやはり家庭では中々難しいし、映画館で立対音響と共に観るのがふさわしいと言える。


しかし趣味の世界ではごく少数とは言え色々やっている人は居る。
一番身近では「滝やんの3D滝巡り」が、全国の滝を自作のカメラで撮り続けている。
私も最近は殆ど撮影していないが、忘れたわけでは無く、細々とやっては居る。
ただ、動画となると、Youtubeが、観る方法が難しいためか、アナグリフにしか対応しなくなった事が一番の不満で、どうも面白くない。
偏光フィルター式モニターは未だ健在で、多分死ぬまで持つと思うが、公開で観る方法では無い。


そんな中であるが、3D映像をやる人だったら必ず使っていると思われるFREEのソフトがある。
むっちゃんのステレオワールドで公開している「ステレオフォトメーカー」がProの名が付いてこの3月にVer.6.1になった。



そして「ステレオムービーメーカー」が全く新しく生まれ変わって公開された。今月21日のことである。



編集機能を大幅に取り入れたので、再生用の専用ソフト「ステレオムービープレイヤーFF」も開発されている。
この方は、我々素人にとって様々なソフトを開発してはFreeで公開している、3Dの恩人である。
画像編集ソフトの多くが3D対応(と言っても機能は様々)なのに、ハードメーカーが機材の開発をしなくなったので、今後は又々昔から多くの方がやってきたように自作するしか無いのかと思うが、ソフトが進化すると、又々やってみたくなる。
財政面が厳しいので、高精細動画で手一杯な状況だが、さてどうなるか。


下の写真はⅠ枚目と2枚目が上段LR、下段LRL、3枚目が上段LR下段RLである。

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