高価なクリーニング

マゼンダのインクが、なくなるという警告は出たものの、ストップせずに器械が勝手に印刷を続けたので、純正インクを交換した。しかしいくらノズルクリーニングを繰り返しても改善せず。そうこうするうち、十分残っていたインク類が底をつき始めた。


イエローが無くなって、クリーニングも何も出来なくなった。マゼンダが無くなったときはストップもせず印刷を続けたくせに、なんだ、これ!
沢山残っていたブラックも、そこそこ残っていたシアンも、殆ど無くなったので、仕方なく互換インクセットを購入、イエローをセットした。


「純正品じゃ無いぞ、使うのか?、使うとどうなっても知らないぞ、面倒見ないよ、それでも使うの?」と、散々警告してくる。
しかし非純正のイエローを入れてクリーニングを繰り返しても何の問題も起きず、純正品を入れたマゼンダはいっこうに改善しない。



イエローを入れてクリーニングを数回やったところで、マゼンダが6割ほどになってしまった。
問題ないインクボトルを外してはクリーニングが出来ない仕組みである。脅してばかりいても純正品を使ってこんなことになるなんて。4年しか使っていないのにもう寿命か?


PM-T990と言う、当時ネット接続が出来る唯一の民生機は、15年ほど使ったが、後年インクが手に入らなくなった。大型店には置いて無くて、近くの電気店で、売れ残りがあって私が買う以外は在庫が減らない状況になって、昨年最期のインクを買った。ところが廃インクタンクが満タンになってもなんの警告もでず、騙しだまし使ってきたがインク漏れがひどくなってついに使えなくなった。
当然メーカーは対応していないし、この時代のはユーザーがやるようには出来ていない。
障害が発生した器械より以前の器械は、レーザーの業務用を使っていて、インクジェット機は年賀状や暑中見舞い状程度だったので、頻度が低かったとは言え、良く持ったと思う。


顔料インクの上記障害発生プリンターはCDレーベル印刷に対応していないので、それ用に、同じメーカーのエコタンクの印刷機を入れ替えに買った。だから、とりあえず印刷に困っていると言うことは無いのだが、それにしても、クリーニングだけで、新品のマゼンダが半分近く減っていて、ほかと併せて万円の単位のインクを消耗したことになる。


インクが無くなって停止しなかったことと併せてこれだけクリーニングしても解決しないとなると、ヘッドがだめになった可能性が高い。
国産最初のインクジェットプリンターはキャノ製、モノクロで15万ほどしたが、すぐヘッドがだめになった。それ以後はインクジェット機は全部E社を使って来たが、さて、どうするか・・・・。