他人事(ひとごと)で無くなった

13日、旧盆の迎え火は毎年欠かさず実家へ行ってやって来た行事である。


お盆前には済ます植木の刈り込みもあるのだが、今年は色々あって未だやっていない。
車で一時間なので、コロナ過の中の自粛というわけでは無いのだが、今年は行かなかった。




遅い目覚めで、ラジオを聴きながらパソコンのメールを確認、いつものルーティーンを一通り終え、お昼近くに一階へ降りると、家内が息を切らして「疲れた-」と言っている。
何があった?と聞けば、身内が救急車で病院へ運ばれて立ち会ってきた、と言うのである。


住まいは区内、一人暮らしであるが二日ほど自室で熱を出し、唸っていたのだが、ついに我慢出来なくなって病院へ行こうとしたら、お盆で何処も開いていない。普段病院と無縁の者だったので、休日診療医が解らなかったか、コロナ過でいつもと体制が違っていたのか。
救急車を呼んだ方が良いと指示され、救急搬送されたのだった。


当然PCR検査を受ける。


自宅に戻って数時間後、高熱が残る中、陽性反応の連絡を受けるも、保健所からは自宅待機せよ、との指示。
どこぞの都県よりは逼迫していないと思ったが、結構余裕が無いらしい。
ついに来るモノが来たか・・・。


今月いっぱいの予定の緊急事態宣言も、まともに収まる気配が無い。
今日も過去最高の感染者数を更新中。
9月も続行か?
しかし延長したところで、抜本的対策を取れない現政権の「菜っ葉の肥やし」政策、お題目の様に「自粛」としか言わず、ついに「自宅が病床」と言うに至っては、最早棄民政策と言わざるをえない。
「自宅待機者の重症化の確認方法は無い、これから考える」いつもこれだ。
未來のことにはお答え出来ない、としか言えないヤツに政策が出来る訳がない。