親切と余計な御節介

普通に使えていたスマホがある日突然意図しない動きをするとか、勝手に設定が変わっているなど、
経験した方は多いと思う。


先般記事にした突然のフリーズ連発でサービスに駆け込んだら症状出ず、
全てのアプリを更新で解決した事もそうだが、訳の分からない不具合が多すぎる。
OSのAndroid11が発表されたのは昨年の春の終わりか夏の初め頃。
所有のスマホがグレードアップに対応したのが数ある機種の中でもっとも遅い今年の5月だった。
何故待ち望んだかというと、8になった辺りから10まで、通話録音機能が働かない。古いスマホは4.8だったが何の問題も無く働いていた。
他のアプリが皆対応を打ち切り、新しくせざるをえない機種変更だった。
その時点で、それが11になれば解消される、と言う情報があったためだが、11に切り替わる機種が増えるにつれ、その情報は間違いであるという声が聞こえ始めた。
使えなくなったのは、アプリの所為では無く、OS開発元のセキュリティポリシーによるモノだったのである。
だからアプリの評価には、☆一つの辛辣な評価ばかり並んだが、そういうことを知らないためにアプリのせいにしていたのであった。
それは仕方が無いことなので通話記録は諦めた。回避するADD ONを発表したアプリもあったが使えると言うには程遠かった。



さて、殆どの機種のOSが11になったところで、新機種も出てくるのだが、アプリも殆どがバージョンアップをしてくる。殆どがセキュリティ強化をしてくる。アプリをバージョンアップしないと使えない物も当然出てくる。Android6.0以前の機種がそろそろ使えなくなる。
そうなると、今まで普通に使えていたモノが、登録し直しや、設定のやり直しなどで、中にはそうしたため、動作不安定、重くてさらさら動かない、など、又々不具合報告が山のようにアプリの評価に並んでいる。


マイナンバーカード登録で5000ポイント相当をもらえる登録期限が迫ったこの春に、使うあては税務申告だけだったが、どうせ監視されても隠し財産がある訳で無しと、申し込んだ。
ここまでは良かったが、ポイント受け取りの段になって、受け取り登録したのはカードのEdy番号、普段使いはスマホのお財布携帯機能のEdy。サイトにはカードは登録してあったのだが、番号が違うことには気がつかなかった。
Edyの番号登録変更は出来ないとマイナポイント規約に謳ってある。


受け取るためには、カードにある番号で無いと受け取れない。
そのため、使う予定の無かった、カードのEdy機能も使えるようにし、お財布携帯の当該画面で、カードをかざすと、残高表示は出るのだが、「違う番号です」と表示される。
そう、昨年暮れに更新する前のカードにあったEdy 番号が表示されるのである。
この番号は使用番号として登録はしていないのに、かってに古い番号を読み取って、現在の番号を読まないのである。


何度も弄くっていると何のタイミングか、受け取り画面がでて、受け取ったのだが、ヤレヤレと思っていると、自動チャージに設定した金額は、受け取り操作をしないとその番号のEdyにチャージされないのである。
ポイントチャージ出来たと言うことは操作に不備があると考えられるが、どうも何度やっても一発で同じ場面に行かない。
ややこしいことこの上ない。


やるつもりの無いサービスも、読まないといけないことがあるため、登録すると、サービスが良いと言えば聞こえは良いが、一々余計なお節介をするのである。
「ログインして投稿を確認しましょう」などは未だ良い方で、「お友達ではありませんか?友達登録しましょう」と、アラビア語やロシア語と思われる人まで毎日出てくる。
使い勝手がわからないので、設定で拒否出来るのだろうが、よく分からない。


これも含め一番困るのは、いきなり、その画面が出ると、音楽や音が鳴り出すことである。
便利で親切と感じるかは人によると思うが、迷惑である。自宅で弄くっているときはまだしも、
客先で、表示する意思の無いときに突然現れて「ジャーン」と鳴るときほど迷惑なことは無い。


便利と面倒はいつも背と腹。




そうそう、スマホの留守録設定を見ると、「標準で設定されている」、と出る。
通話記録アプリが邪魔をしている、というので削除したあとも、働かない。
改めて契約項目を確認すると、なんと、毎月330円で契約されている。
購入したとき確認したサンプル音声のみ,残ったままである。
OSが代わったあと、改めて「留守録を許可」にしてあるのだが・・・。