月曜に病院に行ったとき、聞くとはなしに聞こえてきた話。

「ワクチン接種の予約をしたいのですが･･･。」
「えっ？未だ受け付けてませんよ。」
色々あって、
「それ（予約の案内書）見たことないので見せてください。」

その方のは、赤い枠で、80歳以上が対象のモノだった。
実はその前の週、私の所にも来ていた。↓

もちろん、先刻ご承知のようにワクチンは絶対量が確保出来ていない。
医療従事者にさえ行き渡っていない。
予約の開始時期の見通しが立っていないので、いつ開始するか、広報を注意してみるようにと言う案内である。
アメリカまで出かけて、「電話で話した」結果、秋9月の終わりまでに国民全員一回分の量が「確保出来る見通し」だという。確保出来たと報道しているが、「確約出来たとは一切言っていない」状況で、又延びる可能性もあるし、もし出来たとしても、摂取の時間が無いし、今度の冬まえ迄に全員に行き渡らなければ、新型コロナの大幅増殖が予想されると専門家はいうのである。

国内で開発研究していたワクチンも、あとは増産方法をどうするかを目前にして予算をバッサリ切られて、頓挫したのである。その後も再開の予算は付いていない。

まあ緊急事態宣言も、蔓延防止宣言も「菜っ葉の肥やし」なので、
結局自分で防衛するしか方法がない。どうにもならないこの後進性。