映画「小林多喜二」

今井正監督の「小林多喜二」を見てきた。
1974年劇場公開作品。


当時活躍していた俳優の面々が懐かしい。
山本圭、北林谷栄、佐藤オリエ、中野良子、長山藍子、地位男、富士真奈美、
下條正巳、堀内正、悠木千帆(樹木希林)、等々若かりし頃の姿が並ぶ。


「小林多喜二の母」とは違って、目を背けるようなむごい場面もあって
表現は生々しい。下は、自宅に運ばれた、あまりにも痛ましい「多喜二」を見て、集まった一同が息をのむ場面。


治安維持法による犠牲者は、拷問死93名、獄中死400名にも上る。
当時新撰組を名乗り、「小林多喜二を殺す」宣言し逮捕、拷問虐殺した、3人組
中川茂夫、毛利基、山形為造を始め、当時の最高位責任者だった安部源基らは、出世栄転し、戦後は反省するどころか、暴力は振るっていないと嘘を言い続け、要職に就き警視総監に上り詰めたりし、長生きした。


捜査取り締まりのための予算は潤沢にあり、使い放題、それこそ使徒報告の義務も無く、その金で妾を囲っていたりする。


戦後一時期は、公職追放されたものもいるが、GHQの赤狩り政策で、取り消し無罪放免、、全国に散らばった。
安部源基は、岸信介等とA級戦犯で巣鴨に入るが、6名処刑後他の戦犯と共に釈放されて要職に就いている。

気晴らし

毎月のシニアのグランドゴルフ例会が、都合よく一日延ばしになって、風が冷たかった13日から絶好の日和の14日になった。


初参加にしては、結構上手な女性を加えてこの日は7名、約2時間ほど気持ちの良い汗を流した。


この日もホールインワンが出て、ここ数回で全員が出したことになる。
長老(83歳)は最長ホールで出したりしている。
いつも利用しているコースでは、カップが切ってないので、芯のベルに当てなければ
すり抜けてしまい、結構加減が難しい。だから入ったつもりでも、芝の加減でコロリと外に出てしまい、1,2打はすぐオーバーする。

会長はサウスポー。




天気が良かったせいか、10人超えのグループが二組入り、賑やかになったが、一回2時間の制限があるので、昼前には引き上げたがのんびりしすぎて上がり時刻の報告がオーバーしたため、お叱りを受けた。
超過費用が発生すると言われたが丁寧に謝ったため、見逃してくれた。


やることが山積みで、のんびりしている暇は無いのだが、モヤモヤしたまま、無駄な時間を過ごしたりしていたので、結構な気晴らしになった。


通常のゴルフの会も有り、そちらに参加しているシニアもいるが、費用かかるし体力も無くなっているので、こちらが気軽でちょうど良い。

ビッグバンドジャズコンサート

9日土曜日、千葉市の長沼コミュニティセンターで
ザ・フォース・アベニューのコンサートが開催された。
ゲストは真希朱里さん。
ここでのコンサートはいつもコミュニティセンターが主催である。
だからいつもと看板が違う。


今回、音響は持ち込み、こだわりの設備であるが、狭いこと、それにある事情により、
機材提供者である友人も、かなり端折ってあるとのこと。それでも普段の間に合わせ機材どころでは無く、普通ならとても揃えられない構成である。


リハーサルも念入りに。

バンドメンバーも若手からベテランまで、プロからアマチュアまで精鋭揃い、よそでは2千円の料金ではとても聞くことが出来ない内容である。


開演直前のアナウンス、彼女もまたボランティアスタッフの一員である。


ピアノは会場の都合で電子式。

トロンボーンは若手で固める。


バンマスも、プレイヤーもノリノリの熱演で、大好評だった。
全23曲、アンコール曲は、「愛のコリーダ」、これには会場から歓声が沸き起こった。


フィナーレ。


いつもなら、撤収時刻の都合で、演奏の合間に撮ったり慌ただしいのだが、この日はお客さんが全員退場の後で撮影。

次回は、3月23日千葉市亥鼻公園桜祭り郷土館前、(セカンドバンドPMJO)
5月26日三井アウトレットパーク幕張(ザ・フォース)


なを収録機材の熱暴走対策であるが、前回記事から長時間テストはしていない。
しかし、いろいろ苦労して市販の対策機材を揃えるより、バッテリー内蔵の首かけ扇風機を使うのが手っ取り早くて低コストであることがわかった。これなら一台1000円くらい。
一台で最低の回転数で数時間持つ。回転騒音も全く問題にならない。手持ちもある。
カメラ機材と名が付くと、馬鹿高くなるのが常である。

これを三脚の足にクランプで付けてカメラのレンズ根元に向けて風を送る。
モニター収納部の温度は、暖かくはなるが、熱くはならない。

これからの気候で屋外での使用は、やってみないとわからないが、ほぼ解決と思う。