格安品も色々

近くのショッピングモールで、食料品から、機械用工具、事務機などあらゆるものを半額セールで売っていた。
ほとんどが、私には無用のもので、最初は覗きもしなかったのだが、中にはオッ!と思うものもある。
昨日は、乾電池が売っていた。アルカリの単3と端4それぞれ20本入り。
ブランドはAmazon、通常価格は、他メーカー品に比べてほぼ半額、それが、さらに半額、
1/4の値段である。
性能は詳しく調べた方がいて、panaなどに比べて容量は2/3程度、某100円ショップの品より劣る、というものだが、消費電流がごく少ないもの、時計やリモコンなどなら十分使えるし、一度使ったら次は必ず新品を使うワイアレスマイクなどならこれで十分。

黄色いのは、時計の裏蓋などを開ける工具、4個で300円。

保存期間は十分ある。


普段は充電式電池をかなり使うようになったが、使い切り乾電池も結構使うので、見つけたときは買うようにしている。充電式電池でかなり節約にはなっているが乾電池も年間消費料となると馬鹿にならない。


充電式電池も乾電池タイプのニッケル水素式では、性能差がかなりある。
サンヨーブランドで、パナソニックに引き継がれたエネループなどは、未だに使用している。
ところが、カメラで使うべく購入した、海外製(中華製)の、高容量タイプは、充電回数が年間10~15回程度で、3年間、合計50回未満だが、半数が充電できなくなった。
2年を過ぎた頃から、ばらつきが出始め、充電に時間がかかる様になったもの、充電中にからの表示になって、容量がなくなったものが出始め、まともに使えるのは、約半分になった。もちろん全部乾電池で賄えばとんでもない金額になるわけで、充放電回数が300回までいかなくても十分節約にはなっているが。


手持ちの国産品では、そういう状況に陥ったものはほぼない。
電子工作分野では、格安の部品実装基板や電子部品は、中華製が性能も上がり値段も安く、もはやそれらを使わないことは考えられなくなっているが、特定の分野では、怪しいものがまだまだ存在する。


近頃スマホの画面を賑やかすコマーシャルに、大容量のSSDや、HDDで、考えられないほどの安い値段のものが跋扈しているが、パソコンで容量を確認すると、うたい文句通りの容量が表示される。実際は、値段程度のメモリー容量しかない詐欺商品である。偽装表示の仕組みが内蔵されており、64GB程度のメモリーは実装されているので、使えると騙される人が多いのである。
大体20TBの外付けSSD製品がそもそも存在しないし、その半分程度の商品でさえ数少ない。値段は調べればすぐわかるが、10万円以上する。5千円で買えるわけがない。


よくもまあ、次々とだましの手縁を考えるものだ。
電化製品に限らず有名メーカー品を格安で販売する広告が後を絶たないが、騙されないようにしよう。