身につまされる話

パソコンの修理が進展しないで悶々とする中、ほぼ何もできないまま、あっという間にもう一月もまもなく終わる。


土曜夜と日曜に組合関連の新年会があった。
日曜はシニアの会の新年会で、映画鑑賞と、食事会、その後ビンゴ大会である。


上は一週間前の支部の新年会。


映画は、2年前話題になった老後資金の話「老後のお金がありません」。
身につまされる話で、蓄えのない我が身には、超現実的、切実な話である。
当然葬儀の話題が出てくる。


ブログ「おくりびとの日記」を拝読しているが、記事の中に、度々葬儀費用の話が出てくる。世の流れとして家族葬や、葬儀を簡略化する傾向で、中には全く常識を知らない喪主もいるという。それでも、最低は「これこれ」かかるというのだが、葬儀代もままならない現実が降りかかる。


昨年暮れに友人のi一人暮らしの兄弟が、コンビニの買い物の帰りに倒れ、その夜中になくなった。夜中に電話で起こされた友人は、病院に駆けつけると、すぐその場で葬儀社を決めろと迫られ、訳がわからぬまま出されたパンフレットから決めると、即搬送、数日預かってもらった後火葬場へ。
葬儀社に言われるまま事を済ませ、その時来た僧侶のお寺に遺骨を預けたのだという。
通夜も告別式も、友人はやりたかったそうだが、葬儀社は今時そんなことをやる人は少ないと、何も段取りしなかったのだとか。
見積書を見せてもらったが、火葬代が5000円,お布施が2回で8万円、これだけだと高く感じないが、総額で130万円也。お骨の預かり代が30万円、その他諸々。
住まいだったマンションの整理代も含まれる。


そのほかに諸手続代で行政書士に払う金額が50万円、なんだかんだと合計180万。葬儀なしで、である。


やり様はあるのだろうが、待ったなしの中でのことなので、考える余裕もなかったと。


映画は滑稽に終わってめでたしめでたしだったが、皆さん、いろいろ感じるところはあったようだ。意味不明だという人、つまらないという人もいたが、お金の問題ではなく絆だ、という方もいた。概ね好評だった。

        

誕生日の会員がいて、そのおかげで、昼食は寿司が出た。
その後はビンゴゲーム。当たったことがなかった私が真っ先に「びんご」を当てた。
その景品。


皆元気で隠居生活の人もあるが、大抵は組合の役をこなしている人が多い。


さて、修理中のパソコン、どうなったかは、次回に。