ここ最近の暑さのせいか、器械物が狂いだして色々支障を来している。
エアコンの効かない室内での撮影でカメラが熱暴走し、撮影できなくなった事は既に書いた。
以前の撮影で、電源供給が上手くいかずに記録が出来無かったことはあったが、カメラが言うことを聞かなくなったのは初めてだった。屋外撮影で、直射日光が当たっていても、白いタオルを掛けておけば何事も起きなかったこともある。最もこれは5月の事。

今月初旬、我孫子からの帰り道、カーナビを自宅に帰る設定で走ったときのことである。
ナビに頼らなくても帰れるのだが、設定しておいた。
途中、ナビの案内とは違う道で帰ったところ、元の道へ引き戻そうとナビが必死になることは、良く有ることである。普通は、道一本違えれば、すぐ、あるいは少々走れば、新たなルートを案内するのが普通なのだが、この日は、いつまで走っても元の道へ誘導しようと必死である。
全体の8割方走行しても未だ元へ戻そうとして、「新しいルートで案内し」無いのである。
遂に家に着く寸前まで、元に戻るルートをしつこく案内し続けた。
以前にも一度だけあったが、何を意固地になっているのか、まるで、何故案内通りに走らないのだと意思を持って抵抗しているようである。
地方へ行くと、地図は現在の道の通りだが、案内ルートは、古い道のまま、と言うのが結構あるが、それとはチョット違う。

数日前、購入前に「おサイフケータイ」にチャージをして、コンビニで精算しようとしたら、コンビニの器械が読まない。数度やっても無反応だったので、もう一つ入れてある交通系のほうで試したのだが、こちらも読まない。改めて残高を確認すると、どちらも間違いなく残高はある。
店員も確認し、再度試みるも、無反応、店が混み始めてきたので、キャンセルして店を出た。スマホで済ませるようになって、小銭は普段ポケットに入れていないので、こんな時に困る。

帰り道、別の系列のコンビニでやったら精算できた。まるで嫌がらせをされているようで薄気味悪い。
ここのところスマホの動作がおかしかったり鈍かったりで、写真を撮りたいときなど、まずスムースにカメラが起動したためしがないのと、すぐ高温になって、機能を停止してしまう。
歳をとってくると(?)、器械にまで馬鹿にされているようで、やってられない。

仕方が無いので、スマホ用のクーリングラジエーターなる物を買った。

スマホでゲームなどやる人のための物だが、こっちとしては、動画のカメラ用に使えると踏んでの購入である。
ファンを回すだけのミラーレス用のものもあるが、4000円くらいする。
これは、DC5V電源のベルチェ素子を使ったクーラーで3000円以下である。

ベルチェ素子に電気を流すと、片側は冷え、反対側は熱くなる。熱くなる面はファンで冷やす仕組みである。最近は空調服などにも応用されているらしい。

（以上、写真、図面ははカタログより）

小さいものなので、大きな期待は出来無いが、結構冷えるので、カメラぐらいなら実用になると思う。
実際はこんな感じである。

丁度良いサイズ、粘着シートと、吸盤で留めるのだが、カメラの表面がざらざらですぐ落ちる。

そこで、輪ゴムで留める。これなら落ちることも無いしすぐ外せる。

ファンの騒音は、かなり低いが、内蔵マイクでは拾ってしまう。が、外部マイク使いなので、全く問題ない。

スマホでの写真撮影ですぐ熱くなって撮れなくなる時にも使えるが、モバイル電源を持ち歩く必要がある。