ふりむきみれば、月・・・


フルムーンの十五夜から2日目、頭上の「たちまちの月」は皎皎と照り、期待させた。


たき火で暖まりながら夜明を待つ。


月がやや西に傾く頃、この時期にしては。湿気が多い。


辺りが白み始めると、東の空は雲が厚く、全く焼ける気配もない。


予報で状況を察したか、登ってきた人たちは10人ほど。


西にかたぶく月だけを残し夜は明けた。


旧暦11月17日となった10日、「かぎろひを観る会」が催されたが東の空は雲が厚く、残念な結果だった。


湿度の高さで雲海の景色が見られたことはラッキーだった。



少ない参加者だったが、新しい出会いがあった。
沖縄で農業をしていたが、夏は全て枯れてしまうので、温暖な気候を求めて市原に定住したいという方、知人が手放したログハウスに引っ越されて、最近米沢の森の整備に協力し始めた方、古民家を再生し始めた方など、今までに無い出会いがあった。


たまたま私が友人から譲り受けてきたスクリーンや、スピーカー付きプロジェクター置き台など車に積んであって、探していたと言うことで、お役に立てばと希望した方に譲った。



たき火で温めたコーヒーを飲み、解散、早速刈り払い機で作業に入るメンバーもいた。
私はと言えば、この日開催中の内田未来楽校のこっこ市に向かった。