安物買いの・・?

最近、リサイクルショップを覗いたり、ネットオークションを見ると、
一時に比べて値段のつけ方が変化しているというか、おかしいと思うようなものが散見される。
需要と供給の関係で成立する市場なので、高騰しても、買わない者の立場ではどうでもよいのだが。


アナログレコード復活以来、私が覗いている範囲の〇〇オフ辺りでは、LPが一枚100円が普通だったが、軒並み元々の定価が普通になっているし、中古機器では、SNSの修理情報などが影響しているようで、ジャンク品でも100円の値付けなどはほぼ無い。売る側の都合もあるので、最低価格がそれほど安くなくても仕方ないと思うが、人気のある機種や、ある程度知られた物では、修理調整した後の値段相当と思われるのに要修理品だったり、ジャンク品だったりする。


オークションの中にも、30年前の発売当時の定価を超えたり、それ以上の値付けなのに、動かないと明記してあったり、写真から明らかに部品欠落した物であったりする。
修理して調整した物でも常識的にそんな値付けはしていない。
これは、人気があって高値取引が多い品に目を付けた、ジャンクの意味を知らない素人か悪徳業者かと思わせる。


ここのところ、カセットデッキなども結構な高値での取引が多い。
20年前に処分した品が、当時より高値で取引されていたりすると、オーディオ全盛時代のメーカーの物作りに感心すると共に、そう言う製品作りが今は昔の物語になっていて、その時代の機器を求める心理も分かる。
あるいはディジタル機器の時代にはブラックボックス化して弄る部分が非常に少なく、面倒でも色々弄くれる部分の多いアナログ機器が人気なのも分かる。
真空管しか弄れないという同世代のブロガーの記事の人気があるのも頷ける。


近くのショッピングモールに中古屋がオープンして以来、時々覗くが、〇〇オフ程の品は揃っていないが、ごく希に掘り出し物はある。


写真の物は、最初ケースだけかと思っていたら、中身も入っての値段だった。通常新品5千円程度だが¥200なり。

これより以前にPhotoProの、壱万程度の三脚を¥1200で手に入れている。


ブルートゥーススピーカーは、充電式で、¥100。



カセットが出品されたときは全部ハイポジション、なかにメタルテープも数巻あったが、全て1巻¥30、ほぼ全部買った。その後出る度にすぐ売れていて、最後に見た時は、1巻¥300になっていた。
いずれも使うかどうかは分からないのだが・・・。


さて、オークションに出せば、高値間違い無しの長い間使っていない品がいくつかあるのだが、手放すと2度と入手不可と思われて、物欲旺盛な者には踏ん切りが付かない。