コーヒー一滴〇〇万円?

ブラック珈琲数滴で昇天した4TBのHDDのその後。


調べると「水濡れの場合、乾かしてはいけない、すぐビニール袋で包み、レスキューしてくれるところに持ち込め」と、ある。


私は、扇風機の風に数時間当ててその後通電した。
案の定、認識せず、「カッタン、コトン」と音を立てていた。


数日ほったらかしの後、通電すると、何事も無かったようになんと認識するではないか!
しかも、フォルダーまで読み込める。
しかし、フォルダーの中身は読み出せ無かった。
この時点で、レスキューに持ち込めば、比較的簡単にデータを読み出せたのかも知れ無いが、
その後日を置いてアクセスすると、全く認識しなくなっており、ぬか喜びに終わった。


数万円~数十万円掛けるだけの価値があるかどうかだが、一部は既に保存してあるので、全てが消えたわけでは無い。4Kの元データが無くなったのは惜しいが、次又チャンスはあるので、慌てることは無い、と言うのが結論。壊れたHDDは万が一の時のために保存はしておく。
不注意とはいえ、「珈琲一滴〇〇万円」の悲劇である。


で、早速新しいHDDを購入、値段と取り回しと信頼性で、同じものにした。S社4TB外付けである。
ここ最近、便乗値上げをしてるという情報もあり、昨年秋に購入したときより10%ほど高くなっている。

        



メーカーとグレードによって値段は様々だが、某社だと、現在の4TBの値段で昨年なら6TBが買えた。
同様に6TBの値段で8TBが買えた。結構な値上げである。
信頼性も、一時の評判通りとは行かず、結構なダメ評価が散見される。


私のNASのHDDは、当時の評判の良い物を導入、7年ほど経つが、異常なく働いている。
(NAS内部のソフトは、色々機能アップしたが、設定以外は鈍すぎてほぼ使っていない、というか使えない。最新のアップデートでも、既ににサポートを終了したソフトを入れよ、と指示が出る。全く使えないソフトなのだが、導入時点では便利な面もあった。有名なメーカーなのに理解出来ない)


SSDにすれば、アクセスも早く、大量のデータも結構やりとりが便利なのだが、安くなったとはいえ、未だ十分に高価だ。パソコンも買い換え時期が迫っているのだが、明日の飯にも困る生活の身では、おいそれと買うわけには行かないのだ。


データ量が増えるにつれ、時代と共にHDDも安くなってきた。高画質映像データのサイズも、ドンドン大きくなってきて、すぐ又HDDが満杯になるのは分かっているが、余り大容量のHDDでは、バックアップを取るのも容易ではない。
当時トップ性能だったわがパソコンも、何とか4K映像の編集は可能だが、見劣りするようになってきた。時代に合うような性能を求めれば、とても手が出せない。