節分

今年の節分は2月2日である。
2月2日が節分になるのは、実に124年ぶりという。


葛飾北斎画:『北斎漫画』『節分の鬼』豆撒き


以下引用(Wikipedia)
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節分(せつぶん、せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。
一般には毎年2月3日であるが常にそうではなく、1984年までは4年に1度の閏年に2月4日だった。1985年から2020年までは2月3日だったが、2021年から閏年の翌年は2月2日になる。グレゴリオ暦での最初の節分となった1873年から22世紀初頭までの具体的な日付は表のようになる(重複している年はどちらの欄を使っても正しい日付が出る)。数十年のスケールで徐々に前倒しになってくるが、4で割り切れても閏年とならない1900年、2100年、2200年...の翌年に1日遅れて帳消しとなる。
   


来年以降は閏年の翌年の立春の日が2月3日となる=節分が2月2日になる。次は2024年や2028年の翌年、つまり2025年や2029年の節分が2月2日になる。
立春の前日であり、立春は太陽黄経が315度となる日である。このように、間接的に天体の運行に基づいているので、日付は年によって異なり、また未来の日付は軌道計算に基づく予測しかできない。なお厳密には、基準とする標準時によっても異なるが、日本以外では祝う風習がないので、旧正月のように国による日付の違いが話題となることはない。


恵方巻きについて
商都大阪発祥の風習と言われているが、その起源の定説は未だ存在せず不明な点が多い。


一説には、大阪の海苔業者が販売促進のために考えついたとされている。


現在は「節分の夜(夜とはかぎらず、大阪天満宮では、無料で配布され一斉に恵方を向いてかぶりつくイベントが2021年を除き、40年ほど続いている「大阪海苔協同組合主催」)に、恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじり(丸かぶり)し、言葉を発せずに最後まで食べきると願い事がかなう」とされる。
「目を閉じて食べる」、あるいは「笑いながら食べる」という人もおり、これは様々な派生が生まれてきた。また丸かぶりは原則太巻きではあるが、近年は海鮮巻きや、キャラクター子供巻き寿司、渦潮巻きなど高価な物も出回り、市場は果てしなく広がっている。別段細かいルールが存在しない為量が少なく食べやすい「ハーフカット」や「中細巻」や「手巻き寿司」を食べる人もいる。関西地域発祥であり、「縁(円)を切らない」という恐らく後付と思われる言い伝えも付属している。近畿地方の表現である「丸かぶり」という言葉から、元々は商売繁盛家内安全を願うものではなかった、との考察もある。民俗学において、フォークロリズムに関する研究題目として扱われる事がある。


「恵方巻き」という名称は、1989年にセブン-イレブン舟入店(広島市中区)担当の本部社員である野田靜眞が「大阪には節分に太巻き寿司を食べる風習がある」と聴いて仕掛けたことにより、1998年頃から「イオンの恵方巻き」として、イオンが大々的な全国展開の販促、コーナー造りをしたことで一気に全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まった。それ以前に「恵方巻」と呼ばれていたという文献類は見つかっていない。その他には「幸運巻寿司」「恵方寿司」「招福巻」などとも呼ぶ。


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以上引用終わり。


コンビニ等で売れ残りを大量に廃棄処分していた「恵方巻き」も、最近は予約販売で無駄を無くす方向だという。