切り捨て

10年前、入院時に血糖値測定用として使っていたTERUMOの血糖値計に、NFCでデータをパソコンに転送できる機能が付いていた。
退院してから、血糖値以外のデータもパソコンで管理できるようにしたいと思い調べたところ、他社でスマホに転送後パソコンに転送するものがあったが、当時のものは使い物にならなかった。


テルモで調べたら、血圧計、運動量系(歩数計含む)、体重計にNFC機能が付いたものがあったので。これで統一した。他に、データ収集用カードもあった。


退院後の自己管理用なので、こまめに毎日付けていたわけではないが、気が向けば記録して、管理していた。下の表。




年明けからパソコンがおかしくなり、結局クリーンインストールしたため、管理用ソフトもデータも消えた。
ソフトは、メーカーサイトでダウンロード案内がまだあったのでアクセスすると、配布はすでに終わっており、新しいものが名称を変えて配布されていた。
スマホとネットで管理できるようになっており、当然だが、医師との連携が強化された仕様になっていた。

新しいパソコン用データ表。




それは良いのだが、運動量計と体重計、データ収集カードはすでに製品が製造中止になっており、それらのデータは、対象外機器として読めなくなっていた。読めるのは血糖値系と、血圧計、他には手持ちにないパルスオキシメーター、体温計などがあるだけである。


それはないでしょう!


仕方なく以前のソフトを探し回ったが、何処をどう回っても、「配布は終えた」ところにしか行き着かない。


まだ消さずに残しておいた、入れ替えたパソコンのドライブなど隅から隅まで探したものの、何処にもない。
諦めきれず、業務取引用のパソコン内部を探していると、ソフトをダウンロードしたフォルダー内に、以前のHRジョイント用ソフトがあった!!


これで、今までの機器も使える。しかも、過去のデータはソフトの中に記録していたようで、10年前、入院前と入院中の血糖値データも出てきた。
白抜きデータは、最初の診察で「あなた、今からインシュリン打ちなさい」と言われた次の日のデータ、これ以降毎日4回測定が続く。



しかし、スマホのNFC機能が使えるようになったのに、スマホのアプリで取り込めない機器があるのはどうにもシャクに触る。読み込めない機器の後継機は発売になっていないのだ。
だが、今は、血糖値測定も、針を刺して血液を出さなくても測れるようになった。
違う方法も考える時期に来ているようだ。

格安品も色々

近くのショッピングモールで、食料品から、機械用工具、事務機などあらゆるものを半額セールで売っていた。
ほとんどが、私には無用のもので、最初は覗きもしなかったのだが、中にはオッ!と思うものもある。
昨日は、乾電池が売っていた。アルカリの単3と端4それぞれ20本入り。
ブランドはAmazon、通常価格は、他メーカー品に比べてほぼ半額、それが、さらに半額、
1/4の値段である。
性能は詳しく調べた方がいて、panaなどに比べて容量は2/3程度、某100円ショップの品より劣る、というものだが、消費電流がごく少ないもの、時計やリモコンなどなら十分使えるし、一度使ったら次は必ず新品を使うワイアレスマイクなどならこれで十分。

黄色いのは、時計の裏蓋などを開ける工具、4個で300円。

保存期間は十分ある。


普段は充電式電池をかなり使うようになったが、使い切り乾電池も結構使うので、見つけたときは買うようにしている。充電式電池でかなり節約にはなっているが乾電池も年間消費料となると馬鹿にならない。


充電式電池も乾電池タイプのニッケル水素式では、性能差がかなりある。
サンヨーブランドで、パナソニックに引き継がれたエネループなどは、未だに使用している。
ところが、カメラで使うべく購入した、海外製(中華製)の、高容量タイプは、充電回数が年間10~15回程度で、3年間、合計50回未満だが、半数が充電できなくなった。
2年を過ぎた頃から、ばらつきが出始め、充電に時間がかかる様になったもの、充電中にからの表示になって、容量がなくなったものが出始め、まともに使えるのは、約半分になった。もちろん全部乾電池で賄えばとんでもない金額になるわけで、充放電回数が300回までいかなくても十分節約にはなっているが。


手持ちの国産品では、そういう状況に陥ったものはほぼない。
電子工作分野では、格安の部品実装基板や電子部品は、中華製が性能も上がり値段も安く、もはやそれらを使わないことは考えられなくなっているが、特定の分野では、怪しいものがまだまだ存在する。


近頃スマホの画面を賑やかすコマーシャルに、大容量のSSDや、HDDで、考えられないほどの安い値段のものが跋扈しているが、パソコンで容量を確認すると、うたい文句通りの容量が表示される。実際は、値段程度のメモリー容量しかない詐欺商品である。偽装表示の仕組みが内蔵されており、64GB程度のメモリーは実装されているので、使えると騙される人が多いのである。
大体20TBの外付けSSD製品がそもそも存在しないし、その半分程度の商品でさえ数少ない。値段は調べればすぐわかるが、10万円以上する。5千円で買えるわけがない。


よくもまあ、次々とだましの手縁を考えるものだ。
電化製品に限らず有名メーカー品を格安で販売する広告が後を絶たないが、騙されないようにしよう。

故障が続く

パソコンの故障を修理したのに続いて、いろいろなものが故障する。
カメラの不具合は今のところ検証中なので、後に譲るが、先日、商用車のキーレスエントリーシステムの運転席のアクチュエーター(モーター式ソレノイド)が壊れた。
元々運転席のドア以外にはアクチュエーターは付いており、運転席ドアの操作に連動して他のドアの開閉が可能になっていたものに、2年半前、自分で取り付けたものである。
ディーラー純正だと、結構な値段のうえに、連動してハザードランプが点滅しない仕様である。
自前で付けたものには、制御線が出ていたので内部配線から探し出して接続、他の車のように施錠時一回、開錠時2回、ダブって操作したときはそれぞれ3回点滅する。
ランプが付けば、少し離れたところからでも状態が確認できるのに、なぜ純正品が点滅する仕様になっていないのかは不明、ただし、私の使用している商用車種だけの仕様ようだ。

         

バラバラに購入も出来るが、まとまった製品だと格安である。アクチュエーターは運転席用のみで良いのだが、4つセットのを購入、4千円しなかった。


今回壊れた運転席用の、他のドアをコントロールする出力付きものが、1300円。

          


故障したときは、ドアの開閉蝶番(ちょうつがい)部分の渡り線が切れたかと思ったが、そこは大丈夫だった。制御装置も異常なし。
安いので、これくらいで済めば、騒ぎ立てることほどでもない。


50m以上、場所によっては100m位電波が届くので、アンテナを丸めてあまり届かないようにはしているが、うっかり施錠したかどうかを忘れたときは、結構遠くから確認できるので便利だが、うっかりポケットの中で押されて開いてしまうときもある。


5~6年乗った軽自動車のそれが故障したときは、ディーラーで修理したが2万円を超える修理費だった。それは良いのだが、たった2年で壊れた。エアコンも壊れて持ち込んだところ、そのまま乗って帰ると2度と動かなくなる、と脅され、新しい車が納車される時まではなんとか動くようにするという修理をして、新しくした(させられた?)のであった。


そして知人からドライブレコーダーが壊れた、との連絡。
ミラー型の本体が前後に割れていた。走行中に突然落ちてきたという。


原因は、内部の充電式リチウム電池が、膨張して筐体を押し広げて破った格好だ。
充電式電池は、汎用品がmm位の寸法違いでいろいろ売っている。交換して問題なく作動したが、怖いので新型を付けてくれと言うので、最新型を取り付けた。
たった1,2年の間に、値段はほぼ同じなのに、機能はふえ、画質もきれいで驚く。
同時に取り付けたもう一台は、正常に動作している。
壊れた方の車は、ほとんど乗っておらず、時々バッテリー上がりを起こしており、ドラレコのバッテリーも完全放電したために壊れたと思われる。
右が正常品、左は風船のように膨れている。