「ロンドンの焼き芋」と塚原さん

先日、郷土史研究家のTさん宅へ再度訪問した折り、正岡子規の話が出て私も思い出し、
ロンドンの焼き芋の話をしたところ「何処だい?それは」と言うことになって話が進み、
漱石と子規の顕彰碑があって、それは鋸山の日本寺の中だというと、なんと、その顕彰碑の除幕式の記事が、頂いた書籍の中に有り、その時の事務局長がT(塚原)さんだったのである。




そういえば内田未来楽校で、「高山彦九郎」の講演をして頂いた折、正岡子規の話も出て、漱石の房総紀行を読んだ子規が触発され房総半島を歩いて旅した行程を全部調べ上げていた話を思い出した。
「なーんだ」と言うことになったのだが、事ほどさように塚原さんの研究や活動は範囲が広い。
著作物の中にはまだまだ沢山の記事がある。


その時、興味があるならと、2冊頂いた本が、これまた探していた情報が満載だったので驚いた次第である。


上は「市原の古文書研究」の中の一部の資料が塚原さん所有と言うことで掲載されている物。


そして次の冊子は、盆おどりや音頭の音源を探していて、鶴舞音頭に関して「鶴舞おどりの会」という組織が出来ていて、地元に残る踊り歌を、覚えている人達が歌って採譜し、定期的に練習しているという情報を得、その話をすると、「こんなものがある」書棚の奥から出してきて頂いたのである。


こんな冊子が発行されていたとは知らなかったので、小躍りしたのであった。
なにしろ音源を求めて、レコード製作会社から、国立国会図書館の歴史的音源ライブラリー始め、残っているのでは無いかと思われる所は全て虱潰しに調査してある。
詩にしても、地元の、記憶に有る方々から採集、踊り歌に関する記憶は全部集めたと言うくらい調べ上げてある。
川路柳虹の作と覚えていた踊り歌も、私の記憶違いだったことも解った。


付録に、音源のCDもある。


これらについては、「市原音頭」等と一緒に、後日記事にする予定である。