初級糖尿病教室

22日、毎回健診を行っている診療所での2度目の検査受診である。


一月前、特定保健指導が終わって、改善結果があったかどうかHbA1cを測定するよう指示を受け、正式に患者として受信を開始したのであった。この時の結果は、昨年秋の検診時7.9あったHbA1cは6.9まで下がっており、体重も4kg弱減っていて、その他は鉄分がやや不足、その他は特に異常は無かった。薬を処方するまでもないので、一月後に又細かく検査すると言うことで、出かけたのであった。
胃カメラでの検査もするように言われたが、順番待ちでこれは4月になっている。


結果は、ほぼ変わらず、ただ、コレステロール値(LDL)がやや高いのでこれ用の薬を処方された。仕事で工事をした沢井製薬製のジェネリックで格安ある。
LDLに関しては、目標値を決めて下げるのは意味が無いと厚生労働省も発表したと記憶している。
大学病院でマーカー検査に参加したときも普通より高かったが何も言われていない。
まあその時よりは上昇しているので、今回は素直に従った。血糖値がやや高止まりなのでこれとの兼ね合いもある。(血糖値の薬は処方されていない、血圧についても薬はない)



体重がなかなか70kgを割らないので、これも含めて診察終了後の午後、「糖尿病初級教室」を受講した。特定保健指導の時に食事については説明があるのだが、「あなたは理解しているようなので」と、詳しい説明を省いていたこともあって、改めて勉強するためである。


私の他に予定していた受講生が欠席したため、1対1の個人指導になった。
食事指導が90分、専門医のテキストを使った詳細説明が90分で夕方までかかった。
食事に関する内容は10年一日のごとしで、7年前に入院時に受けた内容とほぼ変わりが無く、その時でも古い内容で(カロリー中心)、これでいいのかと思ったが、今回は素直に従った。


下は、一日1500kcal.のサンプル。私の場合は1800kcal.だ。
わかってはいるが、うーん、一寸きついかも。(少なくて)


眼と足と口腔のケアも大事なので眼科の検査も受けるよう促された。歯は手術前の糖尿病時に、歯周病で奥歯がガタガタになり、左右の下側はほぼ抜けてしまった。
かみ合わせる相手が無いと、上の奥歯が我が物顔でデカくなり、咀嚼に影響は出ている。足は結構ケアしているし、眼も今のところ異常ないが、精密検査は必要なようだ。
改めて全体の説明を受けると、忘れていることも多い。良い勉強になった。


糖尿病に関して何故ここまでケアするのかというと、余りに患者が多く、しかも透析患者の増え方が医療費を圧迫しているので、厚生労働省が患者を減らすのに躍起になっているためである、という。


この歳まで来ると、あちこちガタガタである。と、嘆いても仕方が無い。筋肉も付ける必要があるので、ボヤボヤしているわけには行かない。誰のためでもない、自分のためなのだ。